冬のトマト
安達農園では冬期も、加温ハウスでトマトと茄子の栽培を続けております。室温は暖房を入れているので適温に保たれていますが、夏場に比べると、どうしても日射しが弱いので、作物の色が薄くなります。だからといって見た目ほど味が落ちるわけではありません。逆に夏場のトマトは成長がはやいので、蓄える栄養が追いつかないまま肥大してしまいます。対して冬のトマトは日照時間が短くなり、乾燥気味になり、気温も低くなるため、じっくりじっくりと育つようになる。そうすると、糖度もアミノ酸も蓄積されていくので、味の濃いトマトになります。雪国での加温ハウスの作物は、とても贅沢な逸品です。
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